新規作成日 2020-01-29
最終更新日
CorelDRAWでマクロを利用するためのドキュメント「8.1 - Understanding the object-model hierarchy」の和訳です。
CorelDRAWでマクロを利用するためのドキュメント「8.1 - Understanding the object-model hierarchy」の和訳です。
CorelDRAWとCorel DESIGNERオブジェクト・モデルの主な構造体は、次のように要約できます。:
Applicationオブジェクトは、すべての開いているDocumentオブジェクトのDocumentsコレクションが含まれています。
- CorelDRAWとCorel DESIGNER文書が、作成されるか、開かれるとき、対応するDocumentオブジェクトは、ApplicationオブジェクトのためのDocumentsコレクションに追加されます。
- それぞれのDocumentオブジェクトは、その文書のすべてのPageオブジェクト(あるいは、"pages")のPagesコレクションが含まれています。
- それぞれのPageオブジェクトは、そのページのすべてのLayerオブジェクト(あるいは"layers")のLayersコレクションが含まれています。
- それぞれのLayerオブジェクトは、そのlayerのすべてのShapeオブジェクト(あるいは"shapes")のShapesコレクションが含まれています。
加えて、オブジェクト・モデルには、他のテクニカル・グラフィクス・アプリケーションから、ファイルのためのサポートを提供する、それぞれのフィルタ・オブジェクトの設定が含まれています。インポート・フィルタは、Layerクラスで制御されています。一方、エクスポート・フィルタは、Documentクラスで制御されています。
オブジェクトモデルの視覚的表現については、オブジェクトモデル図CorelDRAW Object Model Diagram.pdfを参照してください。