CorelDRAWでマクロを利用するためのドキュメント「7.2 - Deploying macros」の和訳です。
注記:このセクションは、JavaScriptスクリプトに適用できません。
あなたは、インストールするために、ユーザーにマクロ・ソリューションを配布することができます。あなたは、GMSファイルまたはワークスペース、あるいはその両方を展開できます。
GMSファイルを配布する
Deploying GMS files
すべての文書は、固有のGMSファイルを持っています。このために、その文書が、開かれるとき、ユーザーは、そのマクロに、すぐにアクセスできるため、あなたは、文書の一部として、マクロを明示的に配信することができます。この展開手法は、たとえば、あなたが、ユーザーが、文書の編集に費やした時間を追跡するマクロを設定できます。
別の方法では、あなたは、マクロが含まれているコード・モジュールを配布できます。しかしながら、この配布方法は、ユーザーに、手作業でコード・モジュールを既存のプロジェクト・ファイルに統合することを要求します。マクロ・プロジェクトを配布する最も簡単で信頼性の高い方法は、GMSファイルを使用することです。開始するために、あなたは、コンピュータからGMSファイルをエクスポートする必要があります。続いて、それぞれのユーザーは、スクリプト・ドッキング・ウィンドウを使用して、GMSファイルをインポートする必要があります。詳細については、次の手順を参照してください。:
ワークスペースを配布する
Deploying workspaces
いくつかのマクロ・ソリューションは、関連したツールバー、メニューとショートカットキーが含まれている、カスタマイズされたワークスペースが含まれています。Corelワークスペース(XSLT)ファイルを作成することによって、あなたは、ユーザーにカスタマイズされたワークスペースの機能を配布することができます。あなたは、ワークスペース機能のサブセットをエクスポートすることができます。-それぞれのメニュー、それぞれのツールバーやショートカットキーの完全セットのような、-あなたが、ユーザーが、それらの機能だけをインストールしたい場合、あるいは、あなたは、必要に応じて、ワークスペース全体をエクスポートできます。詳細については、「ワークスペース機能をエクスポートする」を参照してください。
ユーザーは、カスタマイズされたワークスペース機能をインストールすることができます。あなたが提供するXSLTファイルをインポートすることによって、詳細については、「ワークスペース機能をインポートする」を参照してください。
Corel DESIGNERとCorelDRAWでは、ユーザーは、Application.ImportWorkspaceメソッドを使用して、ワークスペース機能をインポートすることもできます。
GMSファイルをエクスポートする
To export a GMS file
- GMSファイルを、あなたのコンピュータに配置し、ユーザーが利用できるようにします。このフォルダの場所を見つけることを助けるために、「GMSファイルを使用する」を参照してください。
GMSファイルをインポートする
To import a GMS file
- あなたのコンピュータのGMSフォルダに、GMSファイルを保存します。このフォルダの場所を見つけることを助けるために、「GMSファイルを使用する」を参照してください。
- スクリプト・ドッキング・ウィンドウでは、以下のいずれかを実行します。:
- リストから、Visual Basic for Applicationsをクリックし、読み込みをクリックします。続いて、プロジェクトを選択します。
- リスト内で、Visual Basic for Applicationsを右クリックします。続いて、「マクロ・プロジェクトを読み込む」をクリックします。
ワークスペース機能をエクスポートする
To export workspace features
- メニューバーを右クリックし、カスタマイズ >ワークスペース>ワークスペースをエクスポートするをクリックします。
- リストで、あなたがエクスポートするワークスペース機能の横にあるチェックボックスを有効にします。:
- Dockers-ドッキング・ウィンドウの寸法と位置が含まれています
- Menus-あなたが、どのメニューを含めるかを選択します。
- Shortcut Keys-使用可能なすべてのショートカットキーが含まれています
- Status Bar-ステータス・バーが含まれています。
- Toolbars-あなたが、どのツールバーを含めるべきか選択できます
- あなたが、ワークスペース全体をエクスポートする場合、すべてのチェック・ボックスを有効にします。
- 保存をクリックします。
- ファイル名ボックスで、ファイル名を入力します。
指定したワークスペース機能は、指定したファイル名で1つのCorelワークスペース(XSLT)ファイルに保存されます。
あなたが望む場合、あなたは、それぞれのワークスペース機能を、別々のファイルにエクスポートすることができます。一度に1つのアイテムをエクスポートするだけで、一連のXSLTファイルを作成できます。
あなたが、ショートカットキーをエクスポートするとき、あなたは、すべてのショートカットキーをエクスポートします。あなたが、少数のキーだけを配布したい場合、新しいワークスペースを作成します。すべてのショートカットキーを、それから削除します。続いて、目的のキーだけを追加します。
ワークスペース機能をインポートする
To import workspace features
- メニューバーを右クリックします。そして、カスタマイズ >ワークスペース>ワークスペースをエクスポートするをクリックします。
- 閲覧をクリックします。
- 目的のCorelワークスペース(XSLT)ファイルを選択します。続いて、次をクリックします。
- リストで、あなたが、エクスポートしたいワークスペース機能の横にあるチェック・ボックスを有効にします。:
- Dockers-ドッキング・ウィンドウの寸法と位置が含まれています
- Menus-あなたが、どのメニューを含めるかを選択します。
- Shortcut Keys-利用できるすべてのショートカットキーが含まれています
- Status Bar-ステータス・バーが、含まれています
- Toolbars-あなたが、どのツールバーを含めるべきか選択できます
あなたが、ワークスペース全体をエクスポートする場合、すべてのチェック・ボックスを有効にします。
- 次をクリックします。
- 次のいずれかを実行して、ワークスペース機能の宛先を選択します。:
- 「現在のワークスペース」オプションが、現在のワークスペースに指定されたワークスペース機能をインポートすることができます。続いて、次をクリックします。
- 新しいワークスペース・オプションが、新しいワークスペースに指定されたワークスペース機能をインポートします。次をクリックします。そして、ワークスペースの内容を提供します。次をクリックします。
- インポートの詳細を確認し、[完了]をクリックします。
- 指定されたワークスペース機能は、指定されたワークスペースにインポートされます。
入って来るツールバーの名前が、既存のツールバーと同じである場合、入って来るツールバーは、名前を変更されます。
インポートされたコマンドが、アンインストールされたマクロを呼び出す場合、機能しません。