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5.2-マクロ・プロジェクトを作成する

新規作成日 2020-01-16
最終更新日

CorelDRAWでマクロを利用するためのドキュメント「5.2 - Creating macro projects」の和訳です。


CorelDRAWでマクロを利用するためのドキュメント「5.2 - Creating macro projects」の和訳です。

マクロを作成するプロセスは、マクロ・プロジェクトを作成することから始まります。マクロ・プロジェクトは、次の2つの方法のいずれかで作成できます。:

  • Global Macro Storage (GMS)や"project"ファイルとして
  • 文書で

GMSファイルを使用する

Using GMS files

マクロ・プロジェクトの保存と配布で最良の結果を得るために、あなたが、GMSファイルを使用することを強くお勧めします。GMSファイルは、マクロ・プロジェクトの種類によって異なる、アプリケーションのGMSフォルダに格納されています。

GMSフォルダの場所
マクロ・プロジェクトの種類 GMSフォルダ
ソフトウェアと一緒にインストールされるデフォルトのプロジェクト

X:\Program Files\Corel\{suite}\{program}\GMS

  • X:は、ドライブです。そして、Program Files\Corel\{suite}は、ソフトウェア・スイートがインストールされているパスです。
  • {program}は、プログラムのサブフォルダです。
Windows 7とWindows 8でユーザーが作成したプロジェクト

X:\Users\{username}\AppData\Roaming\Corel\{suite}\{program}\GMS

  • X:は、ソフトウェアがインストールされているドライブです。
  • {username}は、ユーザーの名前です。
  • {suite}は、ソフトウェア・スイートがインストールされているフォルダです。
  • {program}は、アプリケーションのサブ・フォルダーです。

マクロ・プロジェクトを理解する

Understanding macro projects

スクリプト・ドッキング・ウィンドウは、マクロ・プロジェクトで作業するための基本的なツールを提供します。より高度なツールにアクセスするために、あなたは、スクリプト・エディタ(VBAマクロ・プロジェクトの場合)やVSTA Editor(VSTAマクロ・プロジェクトの場合)を使用することができます。

スクリプト・エディタでは、VBAマクロ・プロジェクトは、プロジェクト・エクスプローラで、次のフォルダとして表示される、4種類のコンポーネントに分けられます。(「プロジェクト・エクスプローラを使用する」を参照):

  • {application} Objects-主にイベント処理に使用される1つのアイテムが含まれています。:GMSに基づいたマクロ・プロジェクトのThisMacroStorageや文書ベースのマクロ・プロジェクトのThisDocument。通常のコードでは、このモジュールは、使用されません。
  • Forms-カスタマイズされたダイアログ・ボックスとユーザー・インターフェイスに加えて、それらを制御するコードが含まれています。
  • Modules-一般的なコードとマクロを保存するためのコード・モジュールが含まれています。
  • Class Modules-オブジェクト指向のVisual Basicクラス・モジュールが、含まれています。(この文書では説明されていません)

スクリプト・エディタでは、あなたは、同じプロジェクト内で、1つのフォルダからもう一つに、コンポーネントを移動することができません。しかしながら、あなたは、コピーを作成するために、コンポーネントを別のプロジェクトにドラッグできます。

関連手順

マクロ・プロジェクトを作成する

To create a macro project

スクリプト・ドッキング・ウィンドウでは、以下のいずれかを実行します。:

  • リストのVisual Studio Tools for Applicationsをクリックし、新規作成をクリックし、続いて、新しいマクロ・プロジェクトをクリックします。
  • リストのVisual Basic for Applicationsをクリックし、新規作成をクリックし、続いて、新しいマクロ・プロジェクトをクリックします。

プロジェクト名は、通常の変数命名規則に従う必要があります。:それらは、英字で始まる必要があり、そして、スペースやアンダースコア(_)以外の特殊文字を含めることはできません。

また、あなたは、以下のことも行うことができます。:

You can also:

プロジェクトで行うことができる動作
マクロ・プロジェクトを読み込む

以下のいずれかを実行します。:

  • リストのVisual Studio Tools for Applicationsをクリックし、読み込みをクリックし、続いて、プロジェクトを選択します。
  • リストのVisual Basic for Applicationsをクリックし、読み込みクリックし、続いて、プロジェクトを選択します。
マクロ・プロジェクトの名前を変更する リスト内のプロジェクトを右クリックし、続いて、名前を変更をクリックします。あなたは、スクリプト・エディタ内からマクロ・プロジェクトの名前を変更することもできます。プロジェクト・エクスプローラのプロジェクトをクリックします。続いて、プロパティ・ウィンドウで、(Name)値を編集します。Enterキーを押して、変更をコミットします。
GMSに基づいたマクロ・プロジェクトをコピーします

リスト内のプロジェクトを右クリックし、コピーをクリックし、続いて、コピーの対象となる場所を選択します。

注記:

あなたは、文書ベースのマクロ・プロジェクトをコピーすることができません。そのようなプロジェクトは、文書内で保存されます。そして、その文書とは別に管理することはできません。

GMSに基づいたマクロ・プロジェクトをアンロードする

リスト内のマクロ・プロジェクトを右クリックし、続いて、マクロ・プロジェクトのアンロードをクリックします。

注記:

あなたは、それが保存される文書を閉じることによってのみ、文書に基づいたマクロ・プロジェクトを閉じることができます。

いくつかのマクロ・プロジェクトはロックされており、変更することができません。

マクロ・プロジェクトにダイアログ・ボックスを追加する

To add a dialog box to a macro project

スクリプト・エディタのプロジェクト・エクスプローラでは、

  • プロジェクトを右クリックします。
  • 挿入 > ユーザーフォームをクリックします。

プロジェクトのFormsフォルダに、フォームが追加されます。

いくつかのマクロ・プロジェクトはロックされており、変更することができません。

詳細については、「マクロにダイアログ・ボックスを提供する」を参照してください。

マクロ・プロジェクトにコード・モジュールを追加する

To add a code module to a macro project

以下のいずれかを実行します。:

  • スクリプト・ドッキング・ウィンドウでは、リストのプロジェクトをクリックし、新規作成をクリックし、続いて、新しいモジュールをクリックします。
  • スクリプト・ドッキング・ウィンドウでは、リスト内のプロジェクトを右クリックし、続いて、新しいモジュールをクリックします。
  • スクリプト・エディタのプロジェクト・エクスプローラでは、プロジェクトを右クリックし、続いて、挿入 > モジュールをクリックします。

また、あなたは、以下のことも行うことができます。:

マクロコードモジュールに可能な操作
スクリプト・ドッキング・ウィンドウで、すべてのコード・モジュールを表示するか、非表示にします。 スクリプト・ドッキング・ウィンドウでは、シンプル・モード・ボタンをクリックします。
コード・モジュールを編集します

スクリプト・ドッキング・ウィンドウでは、以下のいずれかを実行します。:

  • リストのモジュールをクリックし、続いて、編集ボタンをクリックします。
  • リスト内のモジュールを右クリックし、続いて、編集をクリックします。
  • スクリプト・エディターで、コード・モジュールを開きます。
コード・モジュールの名前を変更する スクリプト・ドッキング・ウィンドウでは、リスト内のモジュールを右クリックします。続いて、名前を変更をクリックします。
コード・モジュールを削除する

スクリプト・ドッキング・ウィンドウでは、以下のいずれかを実行します。:

  • リストのモジュールをクリックし、続いて、Deleteボタンをクリックします。
  • リスト内のモジュールを右クリックし、続いて、削除をクリックします。

いくつかのマクロ・プロジェクトはロックされており、変更することができません。

マクロ・プロジェクトにクラス・モジュールを追加する

To add a class module to a macro project

スクリプト・エディタのプロジェクト・エクスプローラでは、プロジェクトを右クリックします。

  1. 挿入 > クラス・モジュールをクリックします。
  2. プロジェクトのクラス・モジュール・フォルダに、新しいクラス・モジュールが追加されます。

いくつかのマクロ・プロジェクトはロックされており、変更することができません。

クラス・モジュールの作成に関する詳細についての文書は、この文書の範囲を超えています。

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