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パソコン購入とデータ回収のポイント

新規作成日 2019-01-07
最終更新日

現在使用しているパソコンが、動作しているうちに新しいバソコンを購入する場合は、ゆっくり調べたり、データ移行を行っている余裕がありません。

また、起動しなくなったパソコンを復旧するためにも、正常に動作するパソコンが1台必要です。

パソコンが起動しなくなって、早急にパソコンを使用する必要がある場合、新たに購入する必要があります。

パソコンの分類

パソコンは、大まかにデスクトップパソコンとノートパソコン、一体型パソコンに分類されます。

デスクトップパソコン

パソコン本体、ディスプレイ、キーボードが分離している形状のパソコン

大まかに、部品を集めて組み立てる自作機、希望するパーツを選択するBTO機、パソコンメーカーが提供するメーカー・パソコンに分類されます。

メーカー・パソコンは、性能の低い構成であることが多いので、3Dモデルやグラフィック作成、3Dゲーム、動画編集には、力不足の場合が多いので注意して下さい。

自作機やBTO機は、共通の規格で作られているため、壊れた部分を交換して使い続けることができます。

ノートパソコン

キーボード、ディスプレイ本体が一体になっており、折りたたんで持ち運びやすい形状になっています。移動先でパソコンを使用する用途だけでなく、家の中でもいろいろな場所に持ち運んで使う用途で好まれます。

小型で、バッテリー駆動が考慮されているため、価格に対しての性能は低くなります。基本的には自分で修理できないので、2~3年で買い換えて行く必要があります。

外出先に持ち運ぶ際には、バッテリー駆動時間、パソコンの重量を確認する必要があります。自動車やオートバイ、自転車を使わずに手荷物として運ぶ場合は、1.5kgぐらいが限界の重量と考えた方がいいと思われます。出張先や移動時間に報告書などの書類作成や交通費の精算書類の作成が可能なメリットは、魅力的です。

外出先に持ち運ぶ場合と、自宅内でのみ利用する場合と要求される性能が異なるので、明確にして購入機種を選択することをおすすめします。

一体型パソコン

リビングに、テレビの代わりに置くのに適したデザインのパソコンです。反面、複数のディスプレイを使用できないなど、ノートパソコンより、更に、性能が限られている場合が多いので注意が必要です。

デスクトップパソコンでは、自作機やBTO機が、拡張性が高く、部品を交換しながら長期間利用できるのでお薦めです。

ノートパソコンであれば、HPが、価格に対する性能が高い傾向があります。外出先で利用する場合は、重量や重さ、バッテリー駆動時間に注目して機種選択を行うことをおすすめします。

一体型パソコンは、おすすめしません。

データの移行

古いパソコンが正常に動作する場合

古いパソコンからのデータの移行は、古いパソコンが正常に動作する場合、外付けHDDを使うことをおすすめします。インターフェイスが、SATA、eSATA、USB3.0、USB3.1に対応したものだとデータの読み書きが早いのでお薦めです。SSDタイプのUSBメモリでも良いかと思います。

デスクトップ・パソコンであれば、内蔵ドライブをSATAに直接接続するとデータの移行がより短時間で行なえます。

古いパソコンが動作しない場合

古いパソコンが動作しない場合、古いパソコンから、HDDを取り出して、HDDケースに入れ、新しいパソコンで読み込みます。

HDDがエクスプローラーで認識しないときは、リカバリーソフトを使用するとデータを回収できる場合があります。回収対象のHDDと同じかより大きな容量のHDDが必要です。

変更しないデータを光学ディスクに書き込む

HDDでデータを保存するより、光学ディスクに書き込んでおくほうが安全です。通常のDVD-RやBD-Rに書き込んだ場合、10年の耐久期間があるといわれています。

変更しない、写真データや過去に作成して、頻繁に閲覧しないデータは、光学ディスクに書き込んで保管しておくことをおすすめします。

記憶容量は、片面1層のディスクで、DVD-R なら、約 4GB、BD-Rなら、22GB保存できます。多層メディアは、1層のメディアより、割高なので、必要に応じて利用を考えて下さい。

より長期間保管したい場合は、M-Diskという製品があります。

USBメモリは、耐久期間が短いので、長期保存には向いていません。

古いパソコンから回収するデータ及び設定

古いパソコンからデータや設定を取り出して保存する必要があります。光学ディスクに書き込んで置くと良いと思います。

メールのアドレス帳、漢字変換のユーザー辞書、ブラウザのお気に入りなど、移行したほうが良いデータは、たくさんあるので、データの保存漏れがないか注意深く確認することをおすすめします。

バックアップ・アプリケーション

ノートパソコンやメーカーパソコンを購入したらすぐに、リカバリーディスクを作成しましょう。

リカバリーディスクがあれば、HDDが壊れても、HDDを交換したあとリカバリーすることで、工場出荷状態に戻すことができます。リカバリーディスクは、購入することも可能ですが、東芝などの一部のメーカーでは、リカバリーディスクを購入できません。その場合、メーカーのサポート修理を利用することになるのですが、HDD交換の場合、5万円前後の費用がかかる場合が多く、ほとんどの場合、修理するよりも買い替えを選択することになります。

通常、内蔵の書き込み可能なDVDドライブで作成します。複数枚になるので、BDドライブを使って作成する方法も考えて見て下さい。

アプリケーションをインストールし、各種設定を行った状態のリカバリーディスクを作成したい場合、自作機やBTO機でリカバリーディスクを作成したい場合は、バックアップアプリケーションを利用します。

バックアップアプリケーションは、HDDのクローンを作成したり、定期的にバックアップを作成したりすることができるので、利用するとパソコンのトラブルの大半を避けることができます。

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