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複数のユーザーメモリを利用する際の注意点

新規作成日 2019-01-08
最終更新日

翻訳メモリは、過去に翻訳した対訳を保存することで、同じ文章を何度も訳す必要がなくなります。そのため、機械翻訳アプリケーションを選択する際、翻訳メモリ機能が搭載されたアプリケーションを選択することが大切なポイントです。

翻訳ブレイン3では、1つの翻訳メモリ辞書は、10万文ごとに分割する必要があります。10万文を超える数を登録した翻訳メモリ辞書が存在すると、異常終了の頻度が増えます。

そのため、長く使っていれば、否応なく、複数のユーザー翻訳メモリを使用することになります。複数のユーザー翻訳メモリを使用している場合、登録や編集が可能なのは、1つの翻訳めもりだけです。

翻訳ブレインを起動した際、編集可能な翻訳メモリは、前回の起動時に、翻訳メモリの設定で、「登録用」のボタンをおして、一覧に「(書き込み)」の表記が表示された翻訳メモリが使われるような気がしますが、「(書き込み)」の表記は、翻訳メモリの設定で、手動で切り替えたときだけ有効です。起動した最初には、効力がありません。

起動した時点で書き込みが行われるのは、一覧で一番下に表示されているユーザー翻訳メモリです。※製品にあらかじめ用意されている翻訳メモリをユーザー翻訳メモリの間に挟んだときの挙動は、確認していません。

複数のユーザー翻訳メモリを使用した際、自動時に書き込みが行われる翻訳メモリ
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