飲食店のメニューを自分で作りたい時、ドローツール(ベクトル・グラフィック・ツール)を使うと便利です。CorelDrawでは、利用できるテンプレートにいくつかのメニューのテンプレートが用意されています。
ドローツール(ベクトル・グラフィック・ツール)は、ラスターグラッフィクスを扱うグラフィック・ツールと異なり、拡大した際に画質の劣化が起こりにくい特徴を持っています。そのため、メニューやPOP、広告などの印刷物を作成する際に活用しやすい特徴を持っています。
メニューのテンプレートを利用する
CorelDrawは、利用目的ごとの機能紹介やチュートリアルが少ないので、ユーザーが積極的にやりたいことを明確にし、それをCorelDrawで実現する方法を考える必要があります。
飲食店のメニューを自分で作成したいといった要望は、一定数存在します。
ドローツール(ベクトル・グラフィック・ツール)では、機能的には、飲食店のメニューを作るのは難しくありません。しかし、見やすさなどのデザイン性が必要となるので、はじめての人が、すぐに、仕事で使えるようなデザインのメニューを作成する事は難しいと思います。
CorelDrawでは、利用できるテンプレートにいくつかのメニューのテンプレートが用意されているので、最初は、テンプレートのデザインをそのまま使い、優れたデザインで作成するまでの時間を確保することができます。
テンプレートを探すには
ファイルから、テンプレートから新規作成を選択します。
フィルタの中にメニューの項目があります。インターネット上の情報を取得するため、最初に使うときには、時間がかかります。
8個のテンプレートが見つかります。
使用したいテンプレートを右クリックして、ダウンロード、あるいは、ダウンロードして開くを選択します。
「レストランJP - メニュー」テンプレート
「レストランJP - メニュー」テンプレートは、4ページ構成になっています。1ページ目が表紙です。
2ページと3ページは、同じです。
4ページ目です。
このデザインを利用して、メニューを完成させることは、簡単にできそうなきがしませんか?
他のテンプレートに付いては、体験版を利用して、自分で確認してください。体験版で利用できない場合は、サポートに連絡して、テンプレートを確認して見てください。
CorlDrawに限らず、他のグラフィック・ツールでもテンプレートが用意されていると思います。使いやすいツールをご利用ください。
チュートリアル動画
YouTubeにチュートリアル動画を見つけました。
メニューのデザインを学ぶ
飲食店のメニューは、印刷業者の収益源の1つです。印刷業者に頼めば、デザインから、印刷まで、行ってくれます。
提供する料理を変更したり、価格を変更するたびに、印刷業者に依頼するのは大変ですし、短期間で、提供するメニューをどんどん切り替えていきたい場合、自分で作成したくなります。
メニューデザインの書籍もいくつか販売されているので、そのような書籍を利用し、いろいろなメニューのデザインを確認するのも良いかと思います。
写真を撮影する
メニューに使う写真が自分で作成したいものです。
メニューで使う写真の撮影は、商品撮影という分野になります。
使う機材は、
- デジタルカメラ
- 照明
- 三脚
- リレー
- 背景布
- 撮影ボックス
- 撮影小物
になります。書籍も販売されているので、参考にすると良いと思います。
飲食店のメニュー作成に特化したアプリケーション
飲食店のメニュー作成に特化したアプリケーションも販売されています