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「コンピューター上のアプリケーションを活用し、情報を、わかりやすくまとめ、プリンタで印刷してファイリングする」これは、コンピュータを使った資料作成の基本的な作業です。
プリンターを購入するといろいろなものを印刷して、紙媒体で扱いたくなります。
紙の資料はかさばりますが、閲覧のしやすさ、長期間の保管を考えた場合、電子化されたデータをディスプレイ装置で閲覧できる今日でも、外すことのできない選択肢です。
紙の資料は、保存性や取り扱いを考え、ファイリングや簡易製本して扱うと使いやすくなります。
紙の資料は、自分たちで使用するもの、配布するものの2つの目的で使用されます。ファイリングも、それに合わせて選択する必要があります。
情報を自分でまとめ直す
情報を整理してまとめれば理解が深まり、その過程である程度覚えることができます。印刷するしないに関わらず、興味のあること、調べた情報は、自分なりの方法で、再利用しやすい形にまとめ直すことは、大切です。
紙に印刷して保存する利点
紙に印刷すると、ディスプレイ上に表示するよりも多くの情報を一度に見ることができます。
そして、紙に印刷して、ファイリングや簡易製本でまとめて本棚等に保存しておけば、パソコンを使わなくても閲覧できます。
ファイリングと簡易製本
ファイリングと簡易製本について一覧します(一覧から漏れている物もあると思います)。
- ステープル 金属製の針で複数枚の紙を固定することができます。
- 中綴じ製本 紙の中央をステープルで固定すると中綴じ製本ができます。
- 2穴ファイル
- つづり紐と表紙 記録簿などによく使われます。少しづつ追加していく際に便利です。
- フラットファイル 扱いやすく、少しづつ追加していく際に便利です。
- リングファイル(紙ファイル) ファイルの中間にある紙を差し替えるのに便利です。
- ルーズリーフ 穴が多くあるため、穴が破れて綴じた紙が紛失する問題が発生しにくい特徴があります。
- 簡易製本
- ホットメルト製本(熱製本) 背を熱で溶ける樹脂で接着して製本します。
- リング製本 穴を開けて、専用のリングで製本します。リング部分がかさばるので、重ねる際に邪魔になります。
- 手製本
手製本を紹介している本
自分で製本するのは、とても難しいと考えているかもしれませんが、手芸として、手製本と呼ばれる方法で自分だけの本を作成することがができます。
手間がそれなりにかかり、材料と道具もそろえる必要があるので、1つの作品として本を作る作業です。
図書館にも本の修繕と手製本の本は、必ず何冊か存在しますので、一度読んでみると楽しいと思います。