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Windows API CodePackについて調べてみた

新規作成日 2019-02-12
最終更新日

Windows API CodePackは、2010年頃に公開された拡張パックです。主に、フォルダ選択ダイアログを使う際に利用します。

アプリケーションの開発には、Win32APIを使用するより、.NET Frameworkを通じてWindowsの機能を使うほうが開発生産性が高くなります。

ほとんどの機能を.NET Frameworkを通じて提供されていますが、中には、.NET Frameworkでのサポートがなく、Win32 APIを直接使用する必要がある機能があります。

Win32 APIを直接使用する必要がある機能を.NET Frameworkアプリから利用できるようにしたものがWindows API Code Packです。

Windows API Code Packには、ライブラリの部分とサンプルの部分が含まれています。

ライブラリの一部を使用することにより、既存の.NET FrameworkアプリからWin32 APIで提供されている一部の機能を利用することができます。

参考

Windows API CodePackに含まれている機能

.NET Framework で作成されたアプリケーションから、タスク バー、Windows シェル、センサー などの Windows 7 で提供している機能を使用できるようにするライブラリです。Windows API Code Pack for Microsoft .NET Framework が提供している機能には、以下の機能があります。

  • Windows 7 タスク バー
  • Windows シェル (ライブラリ、Shell Search API のサポートなど)
  • DirectX
  • Windows Vista および Windows 7 のタスク ダイアログ
  • センサー プラットフォーム
  • 電源管理
  • アプリケーションの再起動と修復
  • ネットワーク リスト管理
  • コマンド リンク コントロールとシステムで定義されたシェル アイコン

※機能のいくつかは、後の.Net Freameworkに同じ機能が存在します。

Windows API Code Packのサンプルコードの所在

サンプルコードの所在

サンプルコードは、sourceフォルダ内にあります。

参考

C# WPFで、Windows API Code Packを利用して、フォルダ選択ダイアログを使う

C# WPFで、Windows API Code Packを利用して、フォルダ選択ダイアログを使う

WPFには、フォルダ選択ダイアログが用意されていません。Windows API Code Packに含まれているフォルダ選択ダイアログを使うとWPFでも簡単に、フォルダ選択ダイアログが利用できます。

Windows API Code PackのドキュメントとWebサイト上の情報

Windows API Code PackのドキュメントとWebサイト上の情報については、こちらのページにまとめました。

Visual Studioに、Windows API Code Packをインストールする

C#のツールキット Windows API Code Packを使用するためには、NuGetから、パッケージをインストールする必要があります。

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