新規作成日 2020-02-14
最終更新日
WPFのRichTextBoxは、FlowDocuments形式の文書を編集できる高機能なコントロールです。
FormのRichTextBoxが、リッチテキスト形式を扱うのに対して、WPFのRichTextBoxは、その名前とは異なり、FlowDocumentsを扱います。つまり、全く別のコントロールです。しかし、UIに配置し、アプリケーション実行時にユーザーに文書を入力してもらい、保存したり、保存したファイルを読み込んだりするだけであれば、全く同じように利用できます。
プログラムから、RichTextBox内の文書を操作する場合は、全く別の実装が必要になります。
UIにRichTextBoxを設置し、テキストを編集可能なアプリケーションを作成する
RichTextBoxは、設置するだけで、テキストを編集可能なアプリケーションが作成できます。
- 組み込みのコマンドが用意されているので、簡単なコードの追加で、編集ツールバーを追加できます。
- ツールバーのアイコンには、アイコンイメージを利用できますが、アイコンは自分で登録する必要があります。
- ファイルの読み込みと保存、印刷は、コードの追加が必要です。
- プログラムから、文書を追加、操作する際は、FlowDocument形式で行う必要があります。
Code OnlyでRichTextBoxを使用する
WPFのUIは、xamlコードで記述する方法とC#コードで生成する方法があります。プログラムからUIを操作する場合は、C#コードで操作する必要があります。
そのため、RichTextBox内の文書をプログラムから操作する場合は、C#コードで操作する必要があります。
TextBox
TextBoxは、プレーンテキストのみを編集するときに使用されます。
RichTextBoxで編集可能なUIを作成する
RichTextBoxは、書式設定されたテキスト、画像、表、あるいは、その他のサポート対象コンテンツを編集するときに使用されます。
AvalonEdit
AvalonEditは、オープンソースのテキストエディタ・コンポーネントです。