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APSO(Alternative Script Organizer for Python)拡張機能を使用する

新規作成日 2022-03-20
最終更新日

LibreOfficeでは、インストールした状態では、pythonマクロを作成、編集できません。しかし、APSO(Alternative Script Organizer for Python)拡張機能を追加することにより、作成したマクロを、LibreOfficeから、指定したエディタで、新規作成、編集することができます。

APSO拡張機能を追加する

APSO - Alternative Script Organizer for Python拡張機能をダウンロードします。

APSO Release List

ダウンロード先「APSO - Alternative Script Organizer for Python」のRelease Listから、最新バージョンの[DOWNLOAD]ボタンをクリックします。

翻訳版の「APSO -Python用の代替スクリプト・オーガナイザー」には、ダウンロードリンクが存在しないことに注意してください。

ホームページ:https://gitlab.com/jmzambon/apso

ダウンロードした拡張機能を実行します。

ダウンロードした拡張機能を実行します。

機能拡張マネージャが立ち上がり、インストールするかの確認が表示される

機能拡張マネージャが立ち上がり、インストールするかの確認が表示されるので、[OK]をクリックします。

ライセンスの確認

ライセンスの確認が促されます。承認するとインストールが始まります。

APSOのインストールが完了した。

インストールが完了しました。

拡張機能を有効にするため再起動する

使用するには、LibreOfficeを再起動する必要があります。

APSO拡張機能を起動する

APSOを起動するには、LibreOfficeを起動し、[ツール]→[マクロ]→[Pythonスクリプトの管理]を選択するか、ショートカット・キー Alt + Shift +F11を押します。

Pythonスクリプトの管理を選択する
APSOウィンドウが開きます。

APSOウィンドウが開きます。

マクロの格納先を選択しているとき、メニューをクリックすると、次の3つのコマンドが表示されます

マクロの格納先を選択しているとき、メニューをクリックすると、次の3つのコマンドが表示されます

  • モジュールの作成
  • ライブラリーの作成
  • Pythonシェル
マクロ・モジュールを選択して、メニューをクリックすると、次の5つのコマンドが表示されます。

マクロ・モジュールを選択して、メニューをクリックすると、次の5つのコマンドが表示されます。

  • 編集
  • 名前の変更
  • 文書に埋め込む
  • 削除
  • Pythonシェル

APSOのオプション

APSOのオプションを変更するには、[ツール]→[機能拡張マネージャ]を選択します。

APSOのオプションを変更するには、[ツール]→[機能拡張マネージャ]を選択します。

続いて、APSOを選択し、[オプション]をクリックします。

続いて、APSOを選択し、[オプション]をクリックします。

APSOのオプションが表示され、編集できます。

  • エディタ:マクロを新規作成、編集するときに使用するエディタのフルパス
  • オプション:エディタの起動スイッチ
  • 新しいモジュールの内容:新規作成する際に、自動で挿入されるテキスト
APSOのオプション

テキストエディタの設定

APSOでは、あなたの好きなテキストエディタを使用することができます。APSOのオプションから、起動するエディタのフルパスと、起動オプションを指定する必要があります。

また、エディタを指定していないと、APSOからテキストエディタは起動されず、編集できません。

APSOオプションで指定する、オプションの例
使用するエディタ オプション
Emacs +{ROW}:{COL} {FILENAME}
Sublime Text {FILENAME}:{ROW}:{COL}
Visual Studio Code -g --goto {FILENAME}:{ROW}:{COL}
秀丸エディタ /j{ROW},{COL}{FILENAME}

参考

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