動画編集アプリケーション

ICにデジタルデータとして保存することで、ビデオテープの時代と比較し、大幅に編集作業が楽になっています。動画編集は、高性能なコンピューターを要求する作業であり、また、動画編集するアプリケーションも高価なものが多いです。

そのため、以前は、動画編集は、環境を整えるだけでも、かなり敷居の高い作業でした。

そして、動画であることから、編集するためには、撮影した時間と同じ時間の動画を視聴して必要な部分を探し出し、それを切り貼りする必要があるので、多くの時間が必要になります。

なんでもないシーンが延々と続き、興味を引く場面が短時間だけ登場する動画を見るのは、忍耐を必要とします。編集を行わないと、録画した動画を見ることだけでも大変です。

8mmカメラやビデオテープに記録するビデオカメラなど、動画撮影は、かなり以前から行われています。しかし、撮影した後、それを見返すことはあまりしません。

近年、動画投稿サイトやSNSで動画に動画を投稿することで、アクセスを集め、広告収益を得る人たちも登場しています。家族や知人の動画を不特定多数に公開することには抵抗があっても、良好先の名所やイベントの動画や、ペットの愛らしい行動は、不特定多数に公開しても特に問題はないと思います。

自動車やオートバイに搭載したドライブレコーダーで、たまたま撮影できた、決定的瞬間を不特定多数に公開したいと思うことがあると思います。

もしかしたら、公開した動画が人気を呼んで、収益を生んでくれる可能性もあります。

高性能なパソコンや高価な動画編集アプリケーションを購入する前に、動画編集を実際に行って見て、自分に向いているか、つまり動画編集を楽しいと考えることができるか、そのための予算を投入すうる価値があるか確認したいと思うのではないでしょうか。

あるいは、たまたま、今回だけ、動画を編集したいという場合もあるいと思います。

ほとんどのものが、ロゴの透かしが入ってしまいますが、無料で利用できる動画編集アプリケーションが、存在します。体験版には、ロゴの透かしが入ることは、稀です。

まずは、無料で利用できる動画編集アプリケーションを使って、動画編集を行って、動画編集作業に興味が持てるか確認してみましょう。

動画編集アプリケーションは、家庭用ビデオで撮影した動画を編集するだけでなく、画面のキャプチャ動画を編集して、アプリケーションの操作紹介動画を作成したりする際にも利用します。また、動画投稿サイトに投稿する動画を編集する場合にも利用できます。

本格的な映画やドラマを編集できるほど高性能な動画編集アプリケーションも存在します。

自分が動画編集に興味が持てるか確認する意味でも、まずは、無料で利用できるアプリケーションや体験版で、撮影した動画の目的となる興味のある部分を取り出す作業を行ってみましょう。

動画編集アプリケーションは、快適に利用するには、高性能なパソコンが必要です。そのため、現在使用しているパソコンで快適に利用できるか確認するために、必ず、体験版や無料版で実際に操作を行い快適に動作するかを確認してから購入することをおすすめします。

※無料で利用できる動画編集アプリケーションでは、製品の試用版が含まれています。その場合、編集した動画の出力にロゴの透かしが入ります。そのため、純粋に動作確認しか行なえません。

• Filmora

  豊富なエフェクト機能が特徴

• VideoPad動画編集ソフト
• PowerDirector 17
• Camtasia

動画ファイルは、さまざまな形式があります。動画ファイルの形式や解像度を変更する作業をエンコードと呼びます。エンコードは、エンコードアプリケーションによって、解像度やファイルサイズが変わるので、自分の用途にあったソフトウェアを選択することが大切です。

• Freemake Video Converter

  Freemake Video Converterは、無料の動画変換ソフトウェアです。再生する装置に合わせてエンコードを行うことができるだけでなく、DVDをコピーすることもできます。無料とありますが、動作確認の試用版の位置づけです。ライセンスの方法は独特で、制限された機能を別々に料金を支払い解除する仕組みです。最低でも、透かしを解除しないと、出力動画に透かしが入ります。動画編集機能は、簡単な切り抜きのみ可能です。無料機能だけですが、実際に使ってみました。

• TMPGEnc Video Mastering Works

  おそらく、日本で最も有名な、エンコードアプリケーション。動画編集機能も持っています。