不良セクタの発生を検出することなく、突然、認識できなくなったST3000DM001から、ファイルを回収したいと思います。このHDDは、不良セクタの発生を検出することなく、突然、認識できなくなりました。ディスクの管理からは認識できます。作業しているパソコンでは、HDDを認識できていますが、もう1台のパソコンでは、接続していると起動できません。パソコンに搭載されているSATAインターフェイスによって、挙動が変わるようです。
認識できているパソコンのマザーボード GA-F2A85X-D3H
認識できないパソコンのマザーボード A790GXH128H
(接続しているとパソコンが起動しない、BIOSチェック後にHDDを接続してもHDDを認識しない)
2TBや3TBのHDDでは、予兆なく、突然、パソコンから認識できなくなり、リカバリーソフトでもデータを回収できなくなるHDDが増えているような気がします。
Final Data10 特別復元版を選択します。
対象とするドライブを選択し、OKをクリックします。HDDが見つからなければ、「ドライブを検出」をクリックして、対象とするドライブが現れるか、確認します。
パソコンのマザーボードによって、HDDが検出の可不可が変化するときがあります。検出されない時、複数のパソコンを持っていれば、他のパソコンでも試してみましょう。
HDDを振り回したり、冷凍したあと常温に戻すと認識することがあるそうです。サルベージサービスを利用するのでなければ、ダメモトで試して見てもよいかと思います。
パーティーションの検出が行われます。時間がかかります。
検索するセクタ範囲を指定します。
ドライブの検出が始まります。時間がかかります。
セクタスキャンに丸3日かかりました。そして、ファイルは、1つも復元できませんでした。