家庭用プリンタでも、自動両面印刷ができる機種が多いため、ワープロソフトで作成した文章も両面印刷に対応した書式で作成する機会が多くなります。
LibreOffice Writerで、両面印刷時のヘッダ・フッタの設定は、少しくせがあるので、ここで確認しておきましょう。
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右側にある、◀をクリックし、右側のサイドバーを開きます。
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スタイルと書式設定を選択し、ページ設定を選択します。

右サイドバーに、「スタイルと書式設定」が表示されていない場合は、サイドバー右上にをクリックして、カスタマイズから、「スタイルと書式設定」を表示させます。
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右ページ、左ページ、それぞれを選択し、ヘッダやフッタの設定を行います。

ヘッダやフッタを設定する際は、枠外をクリックします。
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クリックすると編集ボタンが現れるので、クリックして、編集します。このとき、テンプレートを使用していてもテンプレートの設定がリセットされ、「標準スタイル」に戻ってしまうことに注意が必要です。
クリックすると編集可能になります。ページスタイルで指定したように、右ページであれば、右ページのヘッダ・フッタが、左ページであれば、左ページのヘッダ・フッタの設定になります。左右のページ両方に設定する場合は「標準スタイル」を指定します。
そのため、ページの外側に、あるいは、右ページだけ、左ページだけとヘッダ・フッタに表示する位置を指定することができます。
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ページ番号など、特殊な内容を挿入するには、「挿入」メニューから、「フィールド」を選択し、挿入する項目を選択します。
この操作で、テンプレートの設定が、リセットされてしまうので、余白などの設定がある場合は、「書式」→「ページ」から、再度設定する必要があります。
