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C# WPFで、ScottPlotを使ってチャートを描く

新規作成日 2022-03-25
最終更新日

チャートを描く場合、当然ですが、機能が豊富なツールキットやライブラリでは動作が遅くなる傾向があります。しかし、目的の用途の範囲内では、デザインや速度など、機能を妥協することが難しい場合が多いため、いずれ自分で厳選した機能だけを実装したカスタム・コントロールを作りたくなるはずです。

しかし、一時的に使用するアプリケーションであったり、自分でカスタム・コントロールが作れるようになるまでのつなぎとして、既存のツールキットやライブラリを使用する場合も想定できます。

用途によっては、既存のツールキットやライブラリで十分な場面も考えられます。

チャートライブリScottPlot

ScottPlotは、Windows Form、WPF、Avalonia、コンソール・アプリケーションで使用できるチャートライブラリです。

ScottPlotは、オープンソースで、無料で利用でき、MITライセンスであるため、チャートを表示するC#プログラムを作成する際、最初に使ってみる選択肢としても考慮に入れておいて良いチャートライブラリです。

ライブラリのソースコードは公開されていますが、少し覗いてみた限り、クラス・ライブラリ形式のプロジェクトであるためか、C#初心者レベルの私には、どこからプログラムが開始するのか、どういった構造なのかはさっぱりませんでした。初心者向けのC#でクラスライブラリを作成するためのドキュメントやチュートリアルを探して挑戦した後にコードを覗いたほうが良さそうな気がします。

GitHubで公開されているプロジェクトの中には、Demoプログラムが存在するらしきフォルダもありましたが、どうやって実行するのかもわかりませんでした。

プロジェクトサイトの所在です。

記事を書いている時点では、バージョンは、ScottPlot 4.1 です。そして、ライセンスは、MITです。使用例は、クックブックで紹介されています。ただし、コードは、抜粋が紹介されているだけです。

インターネット上で紹介されている使用例を参考にしたり、ライブラリのソールコードから機能を探索して、どうやって使用するかを確認して使っていく必要があると思われます。

ScottPlotを使ってみる

ScottPlot WPF Quickstart

公式ページで紹介されている「WPF Quickstart」は、単純な折れ線グラフを描くプロフラムです。記述する必要のあるコードはとても短くて簡単です。ScottPlotの基本機能の確認、機能を追加する際の動作の検証に使える基本的で単純なコードです。

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