新規作成日 2015-09-24
最終更新日
概要
WPFでは、基本的なコマンドのライブラリが提供されています。 先程のページでは、読み込み、保存、印刷をユーザー定義したメソッドで実装しましたが、WPFであらかじめ用意されているコマンドを使用することもできます。
コードの使い方
新規にWPFアプリケーションを作成して、張り付けます。
その場合は、Xamlコードの一番上に、<Windows>タグのx:Class属性に、[プロジェクト名].[コード名]が
記載されていますので、この部分を変更します。
例
<Window x:Class="RichTextBox001.MainWindow"
WPFのコマンド・ライブラリ
WPFでは、基本的なコマンドのライブラリが提供されています。これらは、5つの静的クラスの静的プロパティに格納されています。
これらのコマンドライブラリを使用することで、複数のアプリケーションで、コマンドやショートカットが統一されます。
コマンドライブラリに含まれてるコマンドは、できるだけ活用するようにすると、効率的に実装できます。 コマンドを使用するコンポーネントによって、実装され、実行されるロジックが切り替わります。 また、処理のロジックは実装されていないものもありますので、その場合、自分で実装する必要があります。
ApplicationCommands(外部サイト)
さまざまなアプリケーションで一般的に用いられる、各種の基本コマンドを提供します。
NavigationCommands(外部サイト)
ナビゲーションに使用するコマンドを提供します。
EditingCommands(外部サイト)
標準的な編集コマンドを提供します。
ComponentCommands(外部サイト)
ユーザーインターフェースの構成部品によって使用されるコマンドを提供します。
MediaCommands(外部サイト)
マルチメディアを扱うために使用されるコマンドを提供します。
次のページの内容
次のページでは、WPFのコマンド結合について説明します。