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マイドキュメントを保存していたHDDが壊れたときの対処方法

新規作成日 2019-05-19
最終更新日

マイドキュメントを格納したいたHDDが消失すると、マイドキュメントがなくなります。マイドキュメントは、OSを始めアプリケーションの設定情報が格納される場所なので、様々な問題が起こります。クリーンインストールをせずに、マイドキュメントを復元する方法を紹介します。

まずは、復元ソフトで、ファイルの回収に挑戦してみてください。

復元ソフトでのファイルの回収がうまく行かなければ、業者に復元を依頼するか、諦めるかの判断になります。復元を諦めたり、状況保留の判断をした場合は、壊れたHDDを外して、保管する必要があります。

しかし、マイドキュメントを格納したHDDのファイルが回収できない場合、回収に時間がかかる場合は、マイドキュメントを復活させる必要があります。

Windowsをクリーンインストールする方法もありますが、使用するアプリケーションのインストールや設定に時間がかかります。クリーンインストールをせずに、マイドキュメントを復元する方法を試してみましょう。

存在しないドライブが表示される

Windowsが起動する時、マイドキュメントの中に存在する環境ファイルを起動時に読み込みます。

DVD RWドライブにディスクを挿入してください

マイドキュメントを格納したいたHDDが消失すると、マイドキュメント(個人用フォルダ)を保存していたドライブが、DVD RWドライブと認識され、OSが起動した直後、ファイル操作を行う最初に必ず、ディスクの挿入を促すメッセージが表示されます。

デバイスの検索操作が入るので、パソコンの動作も遅くなる上、確認ダイアログが表示されるので、面倒です。

スタートメニューを右クリックして、ディスクの管理を選択します。

スタートメニューを右クリックして、ディスクの管理を選択します。

ドライブ文字とパスの変更を選択

下の枠から、同じドライブ文字を持つドライブを探します。右クリックし、ドライブ文字とパスの変更を選択します。

ドライブ文字を変更します。

ドライブ文字を変更します。

ドライブ文字をH以外の使われていないドライブ文字に変更します。

ドライブ文字をH以外の使われていないドライブ文字に変更します。

ディスクの管理を閉じます。

アプリケーションで、ファイルを開く動作をしたときのメッセージが変化しました。

アプリケーションで、ファイルを開く動作をしたときのメッセージが変化しました。

USBメモリなどを接続します。Hドライブと認識されたら、メッセージに示されたとおりにフォルダを作成します。

H:\Data\userData\desktop

アプリケーションで、ファイルを開く動作をしたときメッセージが出なくなりました。USBメモリを外してみます。

再度、同じメッセージが表示されます。問題解決になっていません。

HDDのどれかに同じドライブ文字を割り当て、フォルダを作成しておけばメッセージは出なくなると思われます。

マイドキュメント(個人用フォルダ)の復元

マイドキュメント(個人用フォルダ)を格納していたHDDがなくなると、OSを起動した直後、ファイル操作をする最初に、なくなったHDDを探すため、動作が遅くなります。

そして、マイドキュメントが存在しないと、起動しないアプリケーションもあります。

インターネット上に情報があると思うのですが、検索エンジンで検索する場合のキーワード選択が難しかったです。検索の試行錯誤のすえ、見つけたページです。

参考
スタートボタンを右クリックして、ファイル名を指定して実行をクリックします。

スタートボタンを右クリックして、ファイル名を指定して実行をクリックします。

regsvr32 /i:U shell32.dllを実行します。

regsvr32 /i:U shell32.dllを実行します。

メッセージが表示されます。

メッセージが表示されます。

マイドキュメント(個人用フォルダ)は、復活しました。

フォルダは、復活しましたが、タスクバーへのピン留めは、利用できません。

再起動してみます。

再起動しても、変わらず、タスクバーへのピン留めは、利用できないので、レジストリのフォルダ位置の指定までは、変更できないようです。

レジストリを操作して、Windowsにマイドキュメントの位置を知らせる

マイドキュメントのフォルダ位置の指定を初期値に戻すコマンドは用意されているのなのですが、デスクトップもHDDと一緒に消えた状態なので、以下の方法は、利用できません。

参考

既定のマイ ドキュメントのパスを復元する

(デスクトップ) の [マイ ドキュメント] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。 [既定値に戻す] をクリックします。

Winodow 10のユーザーフォルダの初期値の情報は、見つからなかったので、Windows 7の情報を参考にレジストリを変更します。

参考

Windows 7 のユーザー フォルダ(User Shell Folders)の初期値

ユーザーフォルダのレジストリの位置は、以下の位置にあります。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders

スタートメニューを右クリックして、ファイル名を指定して実行を選択します。

スタートメニューを右クリックして、ファイル名を指定して実行を選択します。

regeditと入力して実行します。

regeditと入力して実行します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders に移動します。

Hドライブを指定したパスがたくさん存在していることがわかります。

Hドライブを指定したパスがたくさん存在していることがわかります。

Windows 7 のユーザー フォルダ(User Shell Folders)の初期値を参考に、パスを修正します。

パスを修正する

変更が終了したら、レジストリエディタを終了し、パソコンを再起動します。 デスクトップとタスクバーが復活したので、これで良いのだと思います。

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