ワープロ専用機のファイル変換
フロッピーディスクドライブも見かけなくなった今でも、ワープロ専用機のファイル変換の需要は存在するようです。 今更こんなことを聞かれても困ると思いますが、聞く方は切羽詰まっています。
DOS形式で書き込む
ワープロ専用機で作成した文書は、量が少なければ、専用機側の「DOS形式で出力」の機能を使えば、
飾りがすべてとれたテキストだけをパソコンに読み込むことができます。
その後、パソコン側のソフトで形を整るという作業を繰り返すことになります。
問題点は、フロッピーディスクドライブか、フロッピーディスクドライブが付いたパソコンを手に入れる必要があることです。
ワープロの機種によっては、書き込み形式の違いから、640kb, 1.2MB 形式が読み込めるタイプが必要になります。
専用の変換ソフトを利用
文書の量が多いと、専用の変換ソフトを利用したほうが効率的です。 ですが、こちらもフロッピーディスクドライブか、フロッピーディスクドライブが付いたパソコンを手に入れる必要があります。
ワープロ専用機のデータ変換ソフト
フルバージョンと対応するメーカーのフォーマットの中から一社を選択する機能限定版があります。
画像ファイルで取り込み、OCRで認識させる
結局は、スキャナやデジカメで印刷された文書を画像で取り込んで置きます。
そして、その文書を修正して、再利用する必要ができたときに、
OCRソフトで文字認識させ、そのテキストを元に新たに作り直す方法が現実的かと思います。
その際に、pdfソフトを使うか、OCRソフトを使うかは好みが分かれるところです。
スキャナの例
プリンタ複合機で、問題ありません。読み取り速度を考えたほうがいいことと、読み取る際は、400dpi以上で読み込まないと、 等倍で印刷する際に、ガッカリした品質になります。 読み取り時にコントラストやガンマ値を調整して、裏映りしないように調整します。
デジカメで撮影用の3脚の例
段ボール等で、斜めに置ける原稿台を作成し、手持ち、または、三脚にカメラを設置して撮影します。 アーム付きの3脚(下を参照)があれば自由度が増しますが、そこまでは必要ないと思います。 原稿が台形にならないように撮影したほうが、後の処理が楽になります。
OCRソフト
プリンタ複合機や、スキャナをお持ちでしたら、添付ソフトとしてついている場合があります。
pdfソフト
pdfソフトには、OCR機能がついているものと、ついていないものがあります。