カシオは、既(2017.03.31)に、レーザープリンターから撤退しています。しかし、レーザープリンターは、耐久性が高く長く安定してして使用できるため、消耗品が入手できる、本体が壊れない、ドライバが入手できる限り使用できます。
その結果、プリンターを変更する前に、OSをインストールしているHDDやSSD、パソコン自体が壊れたり、あるいは、パソコンが増えたりし、プリンターのドライバーを再インストールする機会に遭遇します。
Winodws10は、名称は、変更されませんが、内部は、かなり大規模に変化しています。それに伴い、インストールする際に操作するウィンドウのデザインが微妙に変化します。そのため、操作方法を記録しておくことは大切です。
ネットワーク接続されたプリンタのドライバをインストールする
ネットワーク接続されているプリンターは、plug&playで、自動認識され、自動でドライバがインストールされることはありません。
スタートボタンを押して、スタートメニューを表示し、設定をクリックします。
ディバイスを選択します。
プリンタとスキャナを選択します。
「プリンターまたはスキャナーを追加します」をクリックします。
プリンターとスキャナの検索が始まります。しかし、ネットワーク接続のプリンターは、以前に設定したことがない限り検索されません。そのため、「プリンターが一覧にない場合」をクリックします。
「ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動設定で追加する」を選択して、「次へ」を選択します。
「新しいポートの作成」を選択し、「Standard TCP/IP Port」を選択します。
ネットワーク設定に関しては、プリンタ設定の説明では、全く説明されていない場合が多いです。
企業や事業所で、ネットワーク管理者がいる場合は、問い合わせるだけなので問題はないと思います。ネットワーク管理者がいない、あるいは、自宅で使用しているため、ネットワーク管理者は、自分、そして、ネットワーク設定がよくわからない場合は、困ってしまうと思います。
IPアドレスと、サブネットアドレス、ゲートウェイアドレスのスタイルは、プリンタを使用するパソコンのIPアドレスの設定を参考にして下さい。家庭で使用する場合は、ネットワーク機器の数が少ないので、次の考え方で問題ありません。
- サブネットアドレス、ゲートウェイアドレスは、パソコンと同じ。
- IPアドレスは、パソコンと末尾のグループの数字(上の例では、4)を変更する。(パソコンや何らかのネットワーク機器と重複した数字を指定しない)
私は次の値を設定しました。ご使用のネットワーク設定に従ってください。
プリンタ
- IPv4アドレス 192.168.0.4
- サブネットアドレス 255.255.255.0
- ゲートウェイアドレス 192.168.0.1
パソコン
- IPv4アドレス 192.168.0.7
- サブネットアドレス 255.255.255.0
- ゲートウェイアドレス 192.168.0.1
パソコンのIPアドレスを確認する方法
プリンターの操作パネルを操作して、「IPアドレス」を確認します。
そして、確認したIPアドレスを「ホスト名またはIPアドレス」に入力します。ポート名は、どこに表示されるのかはよくわかりませんが、プリンタに使っていることがわかりやすい名前にしました。
ダウンロードしたドライバを選択した状態です。
プリンタ名に問題が無ければ、「次へ」をクリックします。
「インストール」をクリックします。
次へをクリックします。
ドライバが追加できました。「テストページの印刷」をクリックするときちんと印刷できるかを確認できます。