パソコンは、年々便利になってきますが、要求されるパソコンの性能も高くなっています。 そうはいっても、そうそう、買い替えることはできません。パソコンのメモリ増設は、簡単に、できるパソコンの性能向上方法の1つです。
どの形式のメモリ規格に対応しているのか調べる。
純正の増設メモリを選択すれば、機種名で検索をかけるだけなのですが、純正の増設メモリは、高額なので、同じ規格の汎用メモリを選択する場合がほとんどだと思います。
自作機であれば、マザーボードのマニュアルに利用可能なメモリの規格が記載されています。その規格に適合したメモリを購入します。
メーカーパソコンの場合は、周辺機器メーカーのホームページ上で、対応しているメモリを調べることができるので、そのサービスを利用するのがお勧めです。
- Buffalo メモリ総合情報サイト(外部サイト)
Buffaloメモリモジュールの対応商品が検索できます。
- Buffalo パソコン・プリンター用メモリー 対応検索(外部サイト)
- IO DATA メモリー総合サイト(外部サイト)
- IO DATA パソコン対応商品検索システムPIO
IO DATAメモリモジュールの対応商品が検索できます。
購入する
通販で購入すると便利です。通販を利用したくない方は、インターネットで注文し、店舗で受け取れるサービスをしている家電量販店があるのでそちらを利用しましょう。
メモリに限らずパソコン部品は、価格変化の大きい商品群になりますので、 メーカーパソコン用の増設メモリなどの種類の多いものは、一般店舗では扱われていないことが多いので注意しましょう。
バッファローダイレクト:メモリモジュール ヤマダ電機:メモリモジュールヤマダ電機は、インターネットで注文した商品をお店で受け取ることができます。「おみせde受取り」
Amazon:メモリモジュール(外部サイト)
メモリ増設でパソコンが壊れた
あまり起こらないことですが、メモリ増設で、パソコンが壊れることがあります。 そのほとんどの原因が、はんだ付けの不良です。 メモリを増設する際、基盤とメモリスロットに力が加わることで、基板上の部品を接続していたはんだが割れ、パソコンが機能しなくなる場合があります。 その場合、増設したメモリを外しても、パソコンが動くことはありません。
製造方法に問題がある場合がほとんどなので、たまたま、ということはまずありません。 インターネット上で、機種名、メーカー名で検索すると同じような症例がいくつも見つかると思います。 あなたも、状態を機種名とともにインターネット上に書き込んでおきましょう。
対応策
延長保証を含む保証期間中であれば、増設したメモリを外し、何もなかったことにして、「パソコンが動かない」と保証を利用した修理を依頼しましょう。
問題は、保証が無いときです。
基盤を取り出し、ヒートガンで温め、ハンダを溶かし、ハンダ割れによる接触不良を修復する方法があります。
もう1つの方法は、ハンダ付サービスを利用することです。
ゴッドはんだ:はんだ付け職人個人様向けのはんだ付け請負い「株式会社ノセ精機」(外部サイト)
個人の依頼に対応してくれるはんだ付け業者は、あまり存在しません。
どちらも直る保証はありませんが、試す価値はあります。
それ以外には、同型機の中古品やジャンク品を購入し、基盤を交換してしまう方法があります。
素直に買い替えるのもよいかと思います。