概略
パソコンを更新するにあたってのデータの移行について考えてみました。
基本方針
新しいパソコンにデータをコピーするだけでなく、この時点でのデータをバックアップしておくと便利です。
古いパソコンのHDDは、取り出してHDDケースに入れで手元に置いておくと、データのコピーし忘れがあっても後でコピーすることができます。
バックアップメディア
BLドライブ (外部リンク)
光ディスクは、電源を入れずに放置しておいてもデータが消えないのが利点です。容量の問題から、DVDよりBLをお勧めします。すでに、メディア価格は、BLとDVDでほとんど変わりません。
またドライブのインターフェイスは、速度の問題から、USB2.0より、USB3.0のものを選択したほうがよいと思います。
耐久年数は、このページ作成時点で、「少なくても10年」とTDKのページに記載されていました。
10年を目安に新たに作成し直す必要があると思っておくとよいと思います。
HDD
電源を入れないまま放置すると、データが読み込めなくなるようです。そのため、データを保存後、電源を入れないまま長期間保管することはお勧めしません。電源を入れておきましょう。
外付けHDDの場合は、冷却ファンが大きい多連装型をお勧めします。パソコン1台で使用する場合は、USBまたは、e-SATAタイプ、複数台で使用する場合は、LANタイプをお勧めします。
寿命は、5年程度といわれていますが、使用条件や個体差によって大きく異なります。SMARTの変化を監視して壊れる前にHDDを更新していきます。
テープストリーマ
LTOという大容量のテープストリーマーが存在しますが、価格が高いので、個人利用には不向きです。 会社での利用であれば、データのバックアップ手段として検討する価値があると思います。容量が大きい規格はUL-6です。
LTOメディアについて(外部リンク)
テープの寿命
昔のビデオテープは、バインダーがカビて使えなくなる事がありましたが、今は、きちんと対策されているのでしょうね。
加速テストでは、微生物の影響は試験できていない可能性がありますので注意は必要だと思います。
10年毎に新しい記録システムに変換することを推奨されています。
データを保存する
まず、動画、音楽、写真、ご自分で作成した、ユーザーデータを保存します。
音楽は、携帯音楽プレーヤーの付属ソフトで利用しているものは、バックアップの仕方を調べて、それに従いましょう。 それ以外の方法でデータを移動すると著作権保護機能で、保存してあるデータがすべて使えなくなるものがあります。 日本の携帯音楽プレーヤーのメーカーが軒並み撤退したのは、そのためだと私は思っています。
次に、日本語変換のユーザー辞書、インターネットのお気に入り(ブックマーク)、Eメールのアドレス帳を保存します。 メールデータは、利用しているメーラーの操作方法に従い、メールデータを保存しましょう。 大部分のメーラーでは、フォルダを丸ごとコピーするだけだと思いますが、パスワードを設定していると、単純なコピーではデータが読み込めなくなる可能性があります。
続いて、使用しているアプリケーションの設定とライセンス情報を記録します。新しいパソコンで使用するアプリケーションは、アンインストールしておきます。 アプリケーションによっては、アンインストールして、ライセンスを解放しておかないと、新しいパソコンにインストールした際、ライセンス数の制限に抵触して使いえない可能性があります。 この時、すでにパソコンを処分していたり、古いパソコンのHDDのデータを削除していると、サポートに連絡して対応してもらう必要があるのでとてもめんどくさい思いをします。 最後に、プロバイダの接続情報を記録しておきましょう。解りにくくなったので、下に要点を箇条書きにします。
日本語変換のユーザー辞書やスペルチェックのユーザー辞書などは、忘れやすいので注意しましょう。
音楽は、携帯音楽プレーヤーの付属ソフトで利用しているものは、バックアップの仕方を調べて、それに従いましょう。 それ以外の方法でデータを移動すると著作権保護機能で、保存してあるデータがすべて使えなくなるものがあります。 日本の携帯音楽プレーヤーのメーカーが軒並み撤退したのは、そのためだと私は思っています。
次に、日本語変換のユーザー辞書、インターネットのお気に入り(ブックマーク)、Eメールのアドレス帳を保存します。 メールデータは、利用しているメーラーの操作方法に従い、メールデータを保存しましょう。 大部分のメーラーでは、フォルダを丸ごとコピーするだけだと思いますが、パスワードを設定していると、単純なコピーではデータが読み込めなくなる可能性があります。
続いて、使用しているアプリケーションの設定とライセンス情報を記録します。新しいパソコンで使用するアプリケーションは、アンインストールしておきます。 アプリケーションによっては、アンインストールして、ライセンスを解放しておかないと、新しいパソコンにインストールした際、ライセンス数の制限に抵触して使いえない可能性があります。 この時、すでにパソコンを処分していたり、古いパソコンのHDDのデータを削除していると、サポートに連絡して対応してもらう必要があるのでとてもめんどくさい思いをします。 最後に、プロバイダの接続情報を記録しておきましょう。解りにくくなったので、下に要点を箇条書きにします。
保存するデータ(まとめ)
ユーザーデータ
動画、音楽、写真、文書、アプリケーションデータなど。
音楽ファイルは、著作権保護がかかっている場合があるので、
アプリケーションのバックアップ機能を使用して保存します。
Web関連データ
インターネットのお気に入り(ブックマーク)
Eメールのアドレス帳
、など。メールデータ
利用しているメーラーの操作方法に従い、メールデータを保存します。
大部分のメーラーでは、フォルダを丸ごとコピーするだけだと思いますが、
パスワードを設定していると、単純なコピーではデータが読み込めなくなる可能性があります。
アプリケーションデータとライセンス情報
アプリケーションの設定と辞書など
ユーザー辞書関連
日本語変換のユーザー辞書
スペルチェック機能のユーザー辞書
アプリケーションライセンスの解放
アプリケーションによっては、アンインストールして、ライセンスを解放しておかないと、
新しいパソコンにインストールした際、ライセンス数の制限に抵触して使いえない場合があります。(例:アドビ・アクロバット)
アプリケーションデータを汎用形式で保存しておく
新しいパソコンで、現在使用しているソフト、または、その新しいバージョンが使用できない場合、汎用なデータ形式に変更しておく必要があります。
OS対応の問題や開発が既に終了していたりして、新しいパソコンで、今、使用しているソフトが使えない場合があります。
今のパソコンが使えるうちに、専用のファイル形式だけでなく、汎用形式でも保存しておきましょう。
インターネット関連の設定情報
プロバイダのサーバ名、パスワードなどの設定情報は、重要です。必要であれば、設定方法をダウンロードや印刷しておきます。