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LibreOffice Basicの演算子

新規作成日 2017-12-15
最終更新日

算術演算子

算術演算子は数値を対象とした処理を行うものですが、+ 演算子は文字列を結合させる場合にも使用します。

MODの代わりに%が使えるかどうかは、確認しておくこと。

演算子 説明
+ 数値および日付の値の加算 (足し算)、および文字列の結合。
- 数値および日付の値の減算 (引き算)。
* 数値の乗算 (掛け算)。
/ 数値の除算 (割り算)。
\ 数値の整数による除算 (結果を丸める)。
^ 数値の指数演算 (累乗、べき乗)。
MOD 整数除算を実行した際の余りの値。

論理演算子

論理演算子は、ブール演算を実行するためのものです。このタイプの演算子をブール型のデータに対して適用すると、該当する論理演算を行った結果が返されます。また、整数およびロング整数のデータに対して適用すると、ビット単位の演算結果が返されます。

演算子 説明
AND 論理積 (And) 演算。
OR 論理和 (Or) 演算。
XOR 排他的論理和 (Xor) 演算。
NOT 論理否定 (Not) 演算。
EQV 等価性検査 (両方の部分が True または False)。
IMP 論理包含 (Imp) 演算 (最初の値が True であれば次の値も True かを判定)。

比較演算子

比較演算子は、基本的なすべての型の変数 (数値、日付、文字列、ブール型) に対して適用できます。

演算子 説明
= 数値、日付、文字列のデータについて、両者が等しいかを判定。
<> 数値、日付、文字列のデータについて、両者が等しくないかを判定。
> 数値、日付、文字列のデータについて、左辺が右辺より大きいかを判定。
>= 数値、日付、文字列のデータについて、左辺が右辺より大きいまたは等しいかを判定。
< 数値、日付、文字列のデータについて、左辺が右辺より小さいかを判定。
<= 数値、日付、文字列のデータについて、左辺が右辺より小さいまたは等しいかを判定。

Apache OpenOffice Basic は、VBA の Like 比較演算子をサポートしていません。

参考

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