新規作成日 2018-08-15
最終更新日
川の堤防の護岸工事によって、地域住民の誰でも竹を取って良い場所が減ってきているので、竹を使う機会も減っています。
竹は、園芸支柱などの用途で重宝します。だいたい三年ほどで強度がなくなったり、虫が入って割れてしまうので使えなくなります。使えなくなった竹は、鉄パイプにビニールをコーティングした園芸支柱と異なり、燃やさなくても、そのまま放置してけば、朽ちてしまうので処理に困りません。
竹の節を予め抜いておくと、外側からだけでなく、内側からも乾燥することで割れにくくなると言われています。
竹の節を抜いて使うと、竹が割れずに長く使えます。踏切の遮断器に使われている竹も竹梯子に使われている竹もフシが抜いてあるそうです。
竹炭をつくる際も、節を抜いて置かなければ割れてしまいます。
尺八などの笛、竹竿なども節を抜いた竹を使用します。
園芸支柱や竹梯子や竹炭をつくるために、節を抜く際は、竹の節に穴があいていれば良いので、重さのある金属の棒を使って穴を開けます。
もっと、丁寧に、節を取り除く必要のある用途、尺八をつくる際の道具として、ノミが売られています。
竹竿をつくる際には、専用のキリと横置きしたドリルを使って、穴を開けます。