トレースツールを活用できていないのは少し納得できないけど、写真からイラストを作成すれば、絵を描くスキルが無くてもイラストが作成できるのは、ちょっとうれしいかも。
写真の必要部分を切り抜く
ドキュメントを新規作成し、参考にする画像を貼り付けます。
必要なところだけを切り抜くために、「切り抜きツール」を選択します。
切り抜きツールで必要な部分だけを切り抜く
りんごの大きさできっちり切り抜くためには、りんごの輪郭が必要です。楕円形ツールで描いた円を変形して、りんごの輪郭を作成しようと思います。
楕円を描いてから、曲線に変換します。楕円オブジェクトを選択した状態で右クリックし、コンテキストメニューの中の「曲線に変換」を選択します。
整形ツールで形を調整します。
形を焼成する際は、スナップを無効にしておいたほうが操作が楽です。
りんごの輪郭を作成します。
Bスプラインで、茎の部分を作成します。
オブジェクトマネージャーで、画像（ビットマップ）を非表示にします。
選択ツールで、2つの曲線を選択し、「ウエルド」で結合します。
オブジェクトマネージャで、画像（ビットマップ）を表示します。
画像と曲線を選択して、「インタセクション＜交差＞」を選択します。
オブジェクトマネージャで、元の画像を非表示にすると切り抜かれた画像と切り抜きに使用した曲線だけが表示されます。
切り口の白い部分の領域を作成したいので、不要な部分を線で区切ります。
Bスプラインで線を描きます。
まずは、上の部分に線を引きます。
下の部分をにも線を描きます。
スマート塗りつぶしツールを使うと複数のオブジェクトで囲まれた領域を塗りつぶすことができます。
塗りつぶす色は、あとから簡単に変更できますが、最初から近い色で塗りつぶしたほうが、イメージしやすいです。
スポイトツールで、写真から色を取り出しています。
このように、色の違いごとに塗りつぶした領域を作成します。
完成したら、不要なオブジェクトをオブジェクトマネージャーで非表示にし、表示されているすべてのオブジェクトを選択し、オブジェクトをグループ化します。
ファイルメニューの目的別エクスポートから、Webを選択します。
大きさを指定して保存します。
完成です。
