コンピューターは、計算を行う目的で登場しましたが、現在では、データを格納し、そのデータを使って、新たな出力を作成することも大きな用途の1つです。
世の中には、扱うデータ量や目的に応じて、多種多様なデータベース・エンジンが存在します。使用する分野ごとによく使われるデータベース・エンジンが存在します。よく使われている分野では、その分野で使用しやすいように機能が進化していくとともに、利用方法に関するノウハウが蓄積されていきます。
データベース・エンジンごとに、異なる部分が多いため、後から、データベースエンジンを変更することは、簡単ではありません。また、新しい、データベース・エンジンについて学ぶことも簡単ではありません。
しかし、まずは、1つターゲットとするデータベース・エンジンを決めて、データベースの扱いを学んでいく必要があります。
個人で、商業目的ではない用途で使用する場合、作成したアプリケーションが収益を稼がないので、ライセンス料が必要な商業製品は、選択肢の範囲外です。個人的にデータベースの使い方に親しんでいくためには、利用者が多く、情報の入手が用意で、無料で利用できるデータベースが適しています。
現在のふわっとした認識は、次のようなものです。
- 大規模なデータを扱う分野:PostgerSQL、
- レンタルサーバー上で動作させる(レンタルサーバーに簡単インストール機能がついている):MySQL、SQLite
- 個人でお手軽に使用する:SQLite
使用するため、学習するための情報の備忘録として、このページを作成しました
C#からデータベースを扱う方法
C#から、データベースを扱う方法は、いくつかあります。
- ネイティブAPI(データベースが提供する .NET言語用のAPI)
- Entity Framework
- Windows Workflow
- ODBC接続
- ADO.NET
など、他にもあるかもしれません。
C#から、PostgerSQLを使う
PostgerSQLは、Windowsのadministratorアカウント(ユーザー)にインストールすることはできません。新たに別のアカウント(ユーザー)を作成し、そこにインストールする必要があります。
C#から、SQLiteを使う
データベースが生成するファイルが1つであるため、管理が簡単という特徴があります。