Windowsでは、以前は、chm形式のヘルプファイルフォーマットが使われていました。古いアプリケーションやツールキットなどに付属するchmファイルを開こうとすると開けない場合があります。
Windows10で、chmファイルを閲覧するには、PDFリーダーを使うのが良さそうです。
現在では、ヘルプ情報は、インターネット上で、最新の情報が提供されることが多いのですが、これにも問題があります。製品のサポート期間が過ぎたり、提供している会社の倒産、買収などで、ヘルプ情報を全く取得できなくなることがあります。
Windows OSで動作する少し古いアプリケーションやツールでキットでは、ドキュメントが、chm形式のヘルプファイルで提供されているものがあります。
このchm形式のヘルプファイルを見ようとすると、見ることができません。
この原因の多くは、Windows XpからWindow Vistaに移行した際に行われたセキュリティ機能の追加が原因と言われています。
更に、Windows ヘルプ プログラムは、Windows 10 および Windows Server 2012 以降のバージョンの Windows Server ではサポートされていません。
Windows10で実行できる「WinHlp32.exe」を作成するバッチファイルに挑戦!そして敗北!!
Windows Vistaから8.1までは、chmファイルを閲覧することができる「WinHlp32.exe」が配布されています。
しかし、Windows10向けには、提供されていません。
有志によって、chm形式のヘルプファイルをWindows 10で見ることができる「WinHlp32.exe」を作成するバッチファイルが公開されているので、これを利用してみましたが、残念ながら、中身を見ることができませんでした。
少なくとも、Windows API Code Packのヘルプファイルは、この方法では、見ることができませんでした。
解決方法は、PDFリーダーが正解
よくよく調べてみると、CHMは、PDF Rreaderで読み込む事ができる事がわかりました。試しに、LibreOfficeの「Writer」で読み込んで見ましたがこちらは、読み込む事ができませんでした。
Sumatra PDF
Windowsストアで、CHMで検索を実行して表示されたアプリケーションの1つ、Sumatra PDF(無料)で、内容を読むことができなかったchmファイルを閲覧することができました。しかし、ファイル拡張子に関連付ける方法はわかりませんでした。
2023年1月時点で、Sumatra PDF Reading Editorは、有料 580円になってました。きちんと内容を閲覧することができました。
PDF X
Sumatra PDFが、有料になっていたので、無料で、CHMファイルを読むことができるアプリケーションを探しました。
マイクロソフト・アプリ・マーケットで、CHMと入力して、検索するだけです。
PDF Xで、CHMファイルを閲覧できました。