作成日 2015-07-16
最終更新日
概要
R言語で、実際に行って見てどうなるか確認するには、Sample()関数を使用します。現実を想定して、パソコンのR言語内で実現することができます。
復元抽出と非復元抽出
R言語は、確立統計分野で活用されています。そのため、至ることろで、確立統計の理解が必要です。
必要になった際に、その都度理解していきましょう。
非復元抽出
取り出したものを、次に取り出すものから除外し、次を取り出します。
例:袋の中から、数の付いたボールを1つずつ取り出す。トランプを1枚1枚配る。
復元抽出
毎回、同じものの中から取り出します。独立した無作為サンプルを作成します。
例:じゃんけん、おみくじ、サイコロ、ルーレット
Sample()関数でサイコロを再現する。
die <- 1:6 sample(die, size = 2, replace = TRUE)
Sample()関数の第1引数は、取り出す対象のベクトルを指定します。ここは、deiというオブジェクトに、1:6を格納しています。
引数に、名前を指定するとどんな位置で指定しても、正確に指定できるので、第1引数以外は、明示することが推奨されます。ちなみに第1引数の名前は、xです。
sizeは、サンプリング回数を示します。ここでは、サイコロを何回ふるかということになります。
replace = TRUE で、サンプルを毎回復元する指定にしています。
何度も実行して、動作を確認します。