StreamReaderを使用して、一度にファイルを読み込んで表示する

読み込むためのテキストを作成します。テキストエディタなどを使用して、文字エンコード「UTF-8」で保存します。

読み出すテキストファイルは、プロジェクトフォルダ内の「\bin\Debug」に入れておきます。「\bin\Debug」フォルダは、一度ビルドするとVisual Studioによって作成されます。 その他の場所に格納する場合は、コード内で明示するか、パスを設定する必要があります。

コンソールアプリケションプロジェクトを作成します。

C#で、コンソールアプリプロジェクトを作成する

コードを入力します

using System;
using System.IO; //Streamを使うために必要です

// ファイルのテキストを一度に読み込む

class ReaderPractice
{
    public static void Main()
    {
        StreamReader sReader = new StreamReader("test2.txt");
        // エンコードのデフォルトはUTF-8
        try
        {
            string result = sReader.ReadToEnd();    //全て読み込む
            Console.WriteLine(result);  //表示

            sReader.Close();    //ストリームを閉じる
            sReader.Dispose();  //ストリームをメモリから解放する

            //　コンソールが自動で閉じないための処理
            Console.WriteLine("\n");
            Console.WriteLine("何かキーを押すと終了します。");
            Console.Read();

        }

        catch (IOException e)
        {
            Console.WriteLine(e.Message);   //エラーメッセージ出力
        }

    }

}

テキストファイルの内容が表示されます。

読み込むテキストファイルは、プロジェクトファイルのディバックフォルダに入れておきます。